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写真で解説する「F-06B」(ソフトウェア編)(2/2 ページ)
“防水スライドヨコモーション”を実現した「F-06B」は、ドコモの2010年夏モデルの中でも特に高いスペックを有する端末だ。ソフトウェア編では、進化したタッチパネルと文字入力、カメラ機能を中心にチェックした。
カメラはUIやフォトライトも強化
カメラは静止画が最大13M(3096×4128ピクセル)、動画がフルHD(1920×1080ピクセル)の撮影が可能。フルHD動画の撮影に対応したケータイはF-06Bと「SH-07B」のみ。ちなみに動画はHDサイズ(1280×720ピクセル)の撮影も可能だ。もちろんタッチ操作にも対応しており、撮影画面のアイコンから撮影開始や設定呼び出しができるほか、詳細な設定画面でもエフェクトやAF、保存先などをアイコンから選べるようになった。
このほか、シャッターを押した約0.39秒前後の写真を7連写して、まばたき、ブレ、笑顔度を判断してベストな1枚を勧めてくれる「ベストショットセレクト」、画質劣化を抑える約12.9倍までの超解像ズーム、自動シーン認識、広範囲を照らす広角対応のフォトライトも利用できる。
F-06Bで録画した(フル)ハイビジョン動画をテレビに出力するには、別途PCでデータを変換し、DVDに書き込んでからDVDレコーダーやBlu-ray Discレコーダーで再生する、といった手順を踏む必要がある。Micro HDMI端子を搭載しているSH-07Bと比べると、やや煩雑な印象だ。変換ソフトはF-06Bの発売と同時に富士通のWebサイト(外部リンク)で公開される予定。
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