ACCESS、Androidアプリ群「NetFront Life」を発表――まずはブラウザやホーム画面を提供
ACCESSがAndroidスマートフォン向けのアプリケーションラインアップ「NetFront Life」シリーズを発表。第1弾のBrowser、Screen、DocumentsとGraffitiの4タイトルがAndroidマーケットから入手できる。
ACCESSが11月15日、Androidスマートフォンに対応したエンドユーザー向けのアプリケーションラインアップ「NetFront Life」を発表。シリーズの第1弾の配信をAndroidマーケットで開始した。HTML5対応Webブラウザの「NetFront Life Browser」、ドキュメントビューア「NetFront Life Documents」、ホームスクリーンを代替できる「NetFront Life Screen」の3本に、かつて「Palm」で採用されていた一筆書きの文字入力システム「Graffiti」も加えた4本のラインアップとなっている。いずれのアプリも無料でダウンロードできる。
NetFront Lifeシリーズは、ACCESSがこれまでモバイル機器向けのソフトウェア開発で培った技術をベースに開発された、エンドユーザー向けの製品ラインアップ。WebブラウザのNetFront Life Browserは拡大や縮小、ページの切り替え、ブックマークへのアクセスなどが片手で簡単にできる独自のユーザーインタフェースを備えるほか、リンクをタップしたあと、次のページを読み込む際に小さなウィンドウを表示して読み込み状況をサムネイルで表示する「サムネイルローディング」機能や、Webページの画像や文字を指先で好きな形に切り取って保存しておける「スクラップブック」機能も用意。またすこし横幅を広げてみたいときに便利な「斜めモード」といったユニークな機能も備える。Android 2.1以上で利用できるため、Flashの表示にも対応する。
またNetFront Life Browserの提供に当たってACCESSは、ヤフーとの提携も発表。BrowserにYahoo! JAPANの広告連動型検索機能を搭載している。またブックマークにはYahoo! JAPANのトップページやYahoo!オークション、Yahoo!ショッピングなどのページをあらかじめセットしている。
このほか、NetFront Life Documentsでは、NetFront Document Viewerの技術をさらに進化させ、Microsoft WordやExcel、PowerPointなどのファイルをAndroid端末上で正確に表示できるビューワとして登場。NetFront Life Screenは、独自のユーザーインタフェースでホームスクリーンの使い勝手を向上させる。
ACCESSでは今回のNetFront Lifeのサービス基盤として、アプリと連携するサーバシステムやアプリ内ストアサーバ、アプリ広告向け配信システムなども構築。スマートフォンやタブレット向けのさまざまなサービスを提供できるプラットフォームの提供を目指す。将来的にはAndroidスマートフォンだけでなく、タブレットなども視野に入れてアプリケーションとサービスを展開していく。
- →Androidマーケットで「NetFront Life Browser(Android 2.1用はこちら)(Android 2.2用はこちら)」をダウンロードする(PCからはアクセスできません)
- →Androidマーケットで「NetFront Life Documents(1.99ドル有料版はこちら)(広告つき無料版はこちら)」をダウンロードする(PCからはアクセスできません)
- →Androidマーケットで「NetFront Life Screen」をダウンロードする(PCからはアクセスできません)
- →Androidマーケットで「Graffiti」をダウンロードする(PCからはアクセスできません)
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