写真で解説する「URBANO L01」(2/2 ページ)
幅広いユーザー層を意識したデザインと使いやすさを合わせ持つ京セラの「URBANO」。スマートソニックレシーバーや物理キーの採用、オプションでの「おくだけ充電」対応など、ほかのau夏モデルとはひと味違うモデルだ。
乗り換えユーザーに優しい「エントリーホーム」
URBANOのOSはAndroid 4.2。端末のインタフェースで特徴的なのが、スマホ初心者でも使いやすい「エントリーホーム」を用意した点だ。標準のホームアプリと入れ替えることで、フィーチャーフォン感覚で利用できるホーム画面を利用できる。ホーム画面のシート枚数は1枚に固定され、不在着信やメールの受信通知を“ケータイの待受っぽく”表示。設定のメニュー画面も、リスト表示になり、内容を説明するガイドも付く。フィーチャーフォンから乗り換えてスマホのUIに慣れないユーザーには、便利なホームアプリだろう。スマホなら当たり前のロック画面を表示しないこともできる。
エントリーホーム以外にも、フォントサイズをAndroid標準の1.75倍まで大きくできたり(対象外の画面もあり)、電話帳アプリの五十音順インデックスから子音でも検索できたり(“あ”の段だけでなく、“いうえお”の段も表示される)、通話アプリに伝言メモを起動するボタンが追加されたりと、通常ホームを選んだ場合でもケータイユーザーが自然に使えるような工夫が盛り込まれている。
そのほか、京セラ独自の機能として「すぐもじ」や「すぐごえ」も引き続き搭載。大容量バッテリーを生かす「省電力ナビ」では、ユーザーの生活リズムに合わせて省電力モードを切り替えるタイマー設定が可能になった。また7日間以上使われていないアプリのバックグラウンド通信を自動で停止するオート通信制御も新たに追加されている。
歩数を計測してカロリー消費なども計算する「デイリーステップ」アプリは、端末に追加された気圧センサーを使って高さの変化(登山やハイキング)も記録できるようになった。また、タニタ製の健康管理アプリ「Health Planet」も新たにプリセットされている。想定ユーザー層を意識してか、健康系のアプリも充実させたようだ。
関連記事
KDDI、「URBANO L01」を6月21日に発売
KDDIは、京セラ製の「URBANO」シリーズの第2弾「URBANO L01」を6月21日に発売する。石野純也のMobile Eye(5月27日~6月7日):au通信障害の原因は?/使いやすさと軽さで勝負する京セラ/日本語化も進む「Firefox OS」
5月27日から6月7日の2週間で特に大きなニュースだったのはKDDIの通信障害。なぜ相次いで障害が発生したのか。その原因を聞いた。このほか、夏モデルの説明会を開催した京セラのスマートフォン戦略と、ワイヤレスジャパンで披露されたFirefox OSも解説する。KDDI、EメールとSMSアプリを刷新、「会話モードUI」を導入
KDDIが、2013年夏以降に発売するauのAndroidスマホ用EメールとSMSに「会話モードUI」を導入する。会話をするように素早くメッセージの送受信ができる。既存の機種も、一部はアップデートで対応する。4G LTE対応:機能はもちろん、上質さと使いやすさ、そしてスタミナ重視の“大人”たちへ――「URBANO L01」
大人向けブランド“URBANO”のスマートフォン第2弾は、金属パーツを使って上質さをアップ。ケータイを意識した使い勝手と充実の通話機能、そして大容量バッテリーと進化した省エネ機能も備えた。厳選4モデル! KDDI、auスマートフォンの2013年夏モデルを発表
KDDIは、2013年夏モデルのAndroidスマートフォン4機種を発表した。IGZOと大容量バッテリーの長時間駆動、F1.9のレンズ、1秒15コマ連写など新機能を導入したモデルがそろった。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.