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auの海外VoLTE、iPhoneでも利用可能に iOS 10へのバージョンアップで
auが米国・韓国で提供しているVoLTE国際ローミングに「iPhone 6/6 Plus」以降のiPhoneが対応する。利用には、9月14日(日本時間)に配信を開始する「iOS 10」へのバージョンアップが必要となる。
KDDIと沖縄セルラー電話は、国際ローミングサービス「au世界サービス」(旧「グローバルパスポート」)において、米国・韓国で提供している「VoLTE」を使った高音質通話に「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」以降のiPhoneを対応させる(「iPhone SE」は韓国のみ対応)。
※ニュースリリースの訂正に伴い、iPhone SEの対応状況について修正しました(22時00分)
iPhoneで世界サービスのVoLTEを利用するには、9月14日(日本時間)から配信される「iOS 10」へのバージョンアップが必要となる。iOS 10がプリインストールされている「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」は購入時から世界サービスのVoLTEを利用できる。
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9月13日現在、世界サービスのVoLTEに対応する国・地域と通信事業者は以下の通り。通話料金は、従来の世界サービスにおける音声通話料金と同等となる。
- 米国(本土・ハワイ・アラスカ):Verizon Wireless
- 韓国:LG Uplus
なお、海外サービスは上記以外の事業者にも対応しているが、VoLTEを利用する場合は上記の事業者にローミング(接続)する必要がある。対応国・地域と通信事業者は順次拡大する予定だ。
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