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カーナビでYouTubeやGoogleサービスを――UQのWiMAX搭載カーナビ第1回 国際自動車通信技術展

“カーナビ”から“カーエンターテイメントデバイス”へ――。UQコミュニケーションズが投入を目指しているWiMAX搭載カーナビは、従来のカーナビの領域を超えた、新たなサービスの創出が期待される。

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自動車内でのWiMAX活用について

 UQコミュニケーションズは、WiMAXモジュールを内蔵したクラリオン製のカーナビ「ClarionMiND NR1U」を展示。北米向け製品の参考出展だが、日本向けにも「2010年以降の投入を目指している」(説明員)とのこと。

 説明員によると、広帯域かつ高速通信が可能なWiMAXをカーナビに導入することで、最新の地図データが手に入るのはもちろん、必要なコンテンツをオンデマンドでダウンロードできるようになるという。「音楽サービスや、YouTubeなどの映像サービスもカーナビで楽しめるようになる」(説明員)。同社はカーナビにWiMAXを搭載することで、単なる「カーナビ」から「カーエンターテイメントデバイスに進化する」とアピールする。

 また説明員は、「Googleサービスとカーナビが連動する可能性もある」と話していた。確かに、「Google マップ」や「ストリートビュー」はカーナビとも相性の良いサービスといえる。「カーナビ(車)は、PCとケータイを除いてGoogleが本格参入していない唯一のインターネットデバイス(環境)。今後Googleがカーナビに特化したサービスを発表する可能性は大いにある」(説明員)

photophoto カーナビ「ClarionMiND NR1U」の内部。QRコードのシールが貼られている部分がWiMAXモジュール
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ClarionMiND NR1Uについて
photophoto 同社のWiMAXモジュール内蔵のノートPCも展示されていた
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WiMAX普及のロードマップ

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