4インチハーフXGA液晶搭載の無線LANケータイ――「AQUOSケータイ FULLTOUCH 941SH」
ソフトバンクモバイルの“AQUOSケータイ FULLTOUCH”が1年ぶりに登場。「941SH」は携帯電話では世界初となる、ハーフXGA(480×1024ピクセル)表示対応の4.0インチ液晶や、800万画素CCDを搭載。無線LAN環境で大容量コンテンツをダウンロードできる「ケータイWi-Fi」にも対応している。
シャープ製の「AQUOSケータイ FULLTOUCH 941SH」は、2009年11月に発売された「AQUOSケータイ FULLTOUCH 931SH」の後継機種。携帯電話では世界初の4.0インチハーフXGA(480×1024ピクセル)液晶と、フルタッチ仕様のタッチパネルを使ってブラウザやカメラ、動画などを快適に楽しめる。
下り最大54Mbpsの通信が可能なソフトバンクモバイルの新サービス「ケータイWi-Fi」に対応しており、映画やアニメ、音楽、グラビアなどの動画や、新聞・雑誌などの大容量コンテンツを「ケータイWi-Fiチャンネル」で楽しめる。動画は最大100Mバイトのダウンロードが可能だ。さらに、PCサイトを閲覧できる無線LAN専用の「ダイレクトブラウザ」を採用し、最大54Mbpsの通信速度でWebブラウジングができるほか、PCサイトブラウザよりも大容量のファイルをアップロード、ダウンロードできる。
カメラはシャープの画像処理エンジン「ProPix」を用いた800万画素CCDを搭載。ズーム倍率に合わせて画像サイズを変える「スマートリサイズズーム」やISO12800相当の高感度撮影、チェイスフォーカス、コンティニュアスAFなどを利用できる。登録した人物の顔に優先的にピントを合わせる「個人検出機能」や、人物や日付ごとに写真を振り分けて表示する「おまかせアルバム」、用途に合わせた多彩な「カメラモード」も用意した。
新たな操作法として、十字キー周囲の「ベクターパッド」をなぞるか、画面をドラッグしながら指を回転させることで呼び出せる「スピンぐるメニュー」も搭載。AI(人工知能)をケータイ向けに応用することで、日付や曜日、時刻、利用シーンなどに応じて最適な機能を勧めてくれる。
機種名 | AQUOSケータイ FULLTOUCH 941SH |
---|---|
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約53×119×16.6ミリ |
重さ | 約130グラム |
連続通話時間 | W-CDMA:約210分、GSM:約220分 |
連続待受時間 | W-CDMA:約350時間、GSM:約310時間 |
カメラ | AF・手ブレ補正付き有効800万画素CCD(AF対応) |
外部メモリ | microSDHC(最大16Gバイト) |
メインディスプレイ | 約4.0インチハーフXGA(480×1024ピクセル)NewモバイルASV液晶 |
サブディスプレイ | − |
主な機能 | ワンセグ、ミュージックプレーヤー、おサイフケータイ、世界対応ケータイ、HDSPA、PCサイトブラウザ、S!電話帳バックアップ、S!GPSナビ、安心遠隔ロック、無線LAN、ダブルナンバー、モバイルウィジェット、S!情報チャンネル(お天気アイコン)、S!速報ニュース、S!一斉トーク、PCメール、大容量ファイル添付機能、デコレメールマイ絵文字、動画10Mバイト対応、きせかえアレンジ、着うたフル/着うた、着デコ、電子コミック ほか |
ボディカラー | アジュールブルー、ブラック、ホワイト、レッド |
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