NTTドコモが9月2日、PRIMEシリーズの富士通製端末「F-04B」の新色Mat BlackとDark Silverを9月10日に発売すると発表した。全国のドコモ取扱店で入手可能になる。
F-04Bは、ディスプレイとダイヤルキー部分が分離するセパレートケータイとして知られる。キー部分を装着した状態ではスライドケータイのように利用でき、ダイヤルキー部を取り外すとQWERTYキーボードが現れ、文字入力などが素早く行える。またオプションにポータブルプロジェクターが用意されており、写真やオフィスドキュメントなどを投射することもできる。
ディスプレイ部には約3.4インチのフルワイドVGA(480×960ピクセル)表示に対応したタッチパネル液晶を搭載。有効約1220万画素のCMOSカメラもディスプレイの裏側に備える。ディスプレイとダイヤルキーが分離することで、家庭用ゲーム機のようにディスプレイを固定してコントローラーを手に持ち、直感ゲームを楽しんだり、通話をしながらメールやiモード、カメラなどの機能を利用できるという特長がある。
このF-04Bには、当初BLACKとWHITEの2色が用意されていたが、8月11日に新色が登場することが明らかにされた。新しいボディカラーはMat BlackとDark Silverで、端末そのもののイメージはさほど大きく変わらないが、すでにBLACKとWHITEの両モデルは在庫限りとなっており、店舗によっては販売を終了している場合がある。機能面での違いはない。
関連記事
- ドコモ、セパレートケータイ「F-04B」に新色を追加
ドコモの富士通製端末「F-04B」に新色が追加される。発売は9月の予定。 - ディスプレイとキーが分離 世界初の“セパレートケータイ”「F-04B」
富士通製の「F-04B」は、ディスプレイ部(親機)とダイヤルキー部(子機)が分離する独特のギミックを採用したモデル。子機はQWERTYキーとしても使えるほか、親機のリモコン操作も可能だ。 - 写真で解説する「F-04B」(外観編)
「F-04B」はディスプレイとキー部が分離するという独特のギミックで注目を集めているが、ボディはどんな構造になっているのだろうか。写真と動画で紹介しよう。 - 写真で解説する「F-04B」(ソフトウェア編)
ディスプレイ部とキー部が分離合体する機構で注目を集めている「F-04B」は、ケータイとしてはどこまで使いやすいのか。セパレートスタイルのメリットやタッチパネルの使い勝手、高性能なカメラ機能を中心に調べた。 - “何でも出力できる”「F-04B」向けプロジェクター
ドコモの「F-04B」が斬新なのは、セパレートスタイルだけではない。どんなコンテンツでも出力できる、オプション品のプロジェクターにも注目したい。 - セパレートケータイは「数年先を先取りした進化の1つの形」――富士通新商品発表会
富士通が11月12日、ドコモから発売される携帯電話の新機種・新CM発表会を開催。開発コンセプトや各機種の機能、デザインを細かく説明した。また、CMキャラクターを勤める俳優の瑛太さんも登場し、トークセッションが行われた。 - 「F-04Bをさらに発展させたい」――富士通が広げるセパレートケータイの可能性
3月26日にNTTドコモが発売する、富士通製のセパレートケータイ「F-04B」。富士通が同モデルの説明会を開催し、開発のコンセプトや今後の展望を明かした。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.