レビュー
写真で解説する「Optimus chat L-04C」(2/2 ページ)
「Optimus chat L-04C」は、ドコモのAndroid端末ではエントリーに位置付けられ、Felicaやワンセグといった国内向け固有の機能を持たないグローバル仕様となっている。ハードウェアではスライド式QWERTYキーボードが大きな特徴だ。
日本語入力にはAndroid端末では多いiWnnを採用。縦画面と横画面、入力モードごとにソフトウェアキーボードを利用できる。QWERTYキーボードでの文字入力時にはソフトウェアキーボードの表示が無効になり、画面を有効に使って文字入力ができる。
ソフトウェアキーボードは非常に細かく設定できる。フリックのオン/オフ、フリック利用時のトグル方式のオン/オフなども可能だ。マッシュルーム拡張にも対応している。展示機に搭載されているiWnnのバージョンは2.0.1.jpだった
ハードウェアはグローバル仕様だが、iモードと同じメールアドレスが利用出来るspモードにはもちろん対応している。展示機でもspモードメールのアプリは動作していたので、発売と同時に利用できると思われる。
カメラはフルタッチ操作となり、縦画面では下、横画面では右にシャッターボタンや静止画/動画切り替えボタンが配置され、画面にタッチすると縦画面では上、横画面では左に設定用のアイコンが並ぶ。320万という画素数も合わせてそれほど高機能ではないが、シンプルで分かりやすく必要十分な機能を備えている。
静止画の最大解像度は2048×1536ピクセル、VGAやQVGAサイズにも対応しているので、撮影後すぐケータイあてにメールしたり、ブログや投稿サイトにアップロードしたいできて便利。動画は最大640×480ピクセルの撮影が可能
ミュージックプレイヤー、設定画面などはAndroid OSの標準的なもの。展示機にはTwiteterクライアントもインストールされていた。
関連記事
- Android 2.2搭載、使いやすいQWERTYキーとメニューを用意――「Optimus chat L-04C」
LGエレクトロニクス製のAndroid端末「Optimus chat L-04C」は、「スマートフォンは初めて」という人でも快適に使えるよう配慮されたモデルだ。押しやすさにこだわったQWERTYキーボードや、日本版独自の「ドコモメニュー」を採用した。 - LTE、Android、3D液晶、プロジェクター携帯――ドコモ、2010年度冬春モデル28機種を発表
NTTドコモの2010年度冬春モデルが登場。従来型のケータイやスマートフォンはもちろん、電子書籍リーダー、LTE端末、モバイルWi-Fiルーターなど多彩なモデルをそろえた。 - 写真で解説する「SIRIUSα IS06」
Android 2.2を搭載したauのスマートフォンとしていち早く登場する「SIRIUSα IS06」。おサイフケータイや赤外線通信など日本独自の機能は備えていないが、使いやすいUIや、スマートフォンとして必要十分な機能を有している。 - 写真で解説する「Libero 003Z」
ZTE製のAndorid 2.2搭載端末「Libero 003Z」は、3.5インチのワイドVGA液晶と500万画素カメラを搭載しつつ、重さを110グラムに抑えたコンパクトさが特徴。いわゆるグローバル仕様で国内固有のおサイフケータイなどは搭載しないが、エントリーモデルとして低価格で販売される予定だ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.