写真と動画で解説する「MEDIAS PP N-01D」(2/2 ページ)
「MEDIAS PP N-01D」は、“パワープラス(PP)”の名が示すように、バッテリー容量を1700mAhに増やし、もっと電池が持つようにというスマホユーザー共通のニーズに応えたモデル。また「Bluetooth Low Energy」に対応し、カシオ計算機の腕時計「G-SHOCK GB-6900」と連携する機能も搭載している。
BluetoothでG-SHOCKと連携
N-01Dのもう一つの特徴が「Bluetooth Low Energy」に対応していること。Bluetooth Low Energyは超低消費電力が特徴のBluetooth v4.0の技術の1つで、腕時計ならボタン電池で数カ月から1年といった単位でBluetooth機能を使うことができる。
このBluetooth v4.0を採用した世界初の腕時計が、カシオ計算機のタフネス腕時計「G-SHOCK GB-6900」(以下、GB-6900)だ。N-01DはGB-6900と連携する機能を持っている。N-01Dが受信したGPSによる時刻情報を元にGB-6900の時刻補正を行うほか、N-01Dの音声やメールの着信をGB-6900側で電子音やバイブレーションで知らせてくれる。
また、GB-6900からN-01Dを呼び出してスマートフォン側のアラームやバイブレーションを鳴動させることができ、どこかに置き忘れたN-01Dを発見するといったときに役に立つという。このGB-6900はカシオ計算機から12月下旬に発売予定となっている。
N-01Dのホーム画面は、デフォルトでdocomo Palette UIになっている。もちろん、Android標準のUIに切り替えることもできる。また、G-SHOCKと連携することを象徴するG-SHOCK App」を搭載。ホーム画面をG-SHOCKテイストのデザインにも切り替えられる。
またN-01Dは、Bluetooth Low energy技術に対応しGB-6900に連携することもあってか、G-SHOCKをテーマにしたオリジナルアプリを搭載している。ホーム画面にこのアプリのウィジェットを配し、ここから時計に関連したストップウォッチやタイマー、アラームなどの機能を起動できる。NECブランドの端末にカシオ計算機の「G-SHOCK」をテーマにしたコンテンツが載るのは、NECとカシオという2つのブランドが統合したからこそだろう。
N-01DのCPUはシングルコア1.4GHzのQualcomm Snapdragon MSM8255。メモリーはROMが2Gバイト、RAMが512Mバイトとなっている。おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信の各機能が使え、今回発表された電話帳(名刺交換機能)、デコメ絵文字pop/デコメピクチャpop、ドコモ地図ナビ、しゃべってカンタン操作、iコンシェルなど、新しいサービスのほぼすべてに対応。ネットワーク上り最大14Mbpsと下り最大5.7Mbps、WORLD WING(3G+GSM)に対応し、Wi-Fiテザリングも5台までの接続が可能となっている。発売時期は11月下旬から12月を予定している。
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