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KDDI、災害用伝言板や復旧エリアマップ機能を拡充――Googleサービスとの連携も
KDDIが、「Google パーソンファインダー」「NTT東西災害用ブロードバンド伝言板(web171)」と連携して災害用伝言板サービスを拡充する。また、Google災害時ライフラインマップにauサービスの復旧エリアマップ情報が提供される。
KDDIが、安否情報の登録や検索ができる「災害用伝言板サービス」を3月11日から拡充し、「Google パーソンファインダー」と「NTT東西災害用ブロードバンド伝言板(web171)」のリンクを掲載する。グーグルはパーソンファインダーを3月11日に1日のみ試験運用する。
災害用伝言板へのアクセスは、auケータイがEZボタン→auポータルトップメニュー→「災害用伝言板」から、スマートフォンがau マーケットまたはApp Storeでダウンロードできる「災害用伝言板アプリ」「au災害対策アプリ」から。
あわせて、Googleとの協業により、災害発生時にau携帯電話のサービスエリアの復旧状況を知らせる復旧エリアマップ機能も拡充する。
大規模災害発生時にGoogleがライフラインやインフラ情報を集約して提供する「Google災害時ライフラインマップ」(外部リンク)に、auの復旧エリアマップ情報を提供する。Google災害時ライフラインマップやauのWebサイトから閲覧できる。また、復旧エリアマップの情報更新時間を短縮し、常に最新情報を掲載する。いずれも3月7日に運用を開始する。Google災害時ライフラインマップは現在、デモとして3月14日の情報が表示されている。
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