「GALAXY Note SC-05D」、Android 4.0へアップデート
ドコモのスマートフォン「GALAXY Note SC-05D」が9月6日からAndroid 4.0へバージョンアップ可能となった。
NTTドコモが9月6日から、Samsung電子製のスマートフォン「GALAXY Note SC-05D」をAndroid 4.0へアップデートした。
Android 4.0へアップデートすることで、「フェイスアンロック(画面ロック解除)」が追加されるほか、サブメニューのリスト化・設定メニューのカテゴリー分けといったメニュー変更や、バッテリー残量表示などに対応する。また、片手操作用に電話のダイヤルボタンやキーボードなどの左右位置を調整できる機能と、動画を別ウィンドウで再生できる「ポップアッププレイ」も利用可能になった。
アプリについては、ドコモ提供の「電話」「電話帳」「iコンシェル」「SDカードバックアップ」と、Samsung独自の「Sノート」が追加される。Sノートでは、7種類のテンプレートを使ったメモの作成、数式マッチングや図形マッチングなどのツールバーの利用、フリーノートに記入した内容の録画・再生などが可能。Sメモをワンステップで立ち上げられる「Sメモ ウィジェット」も用意される。
あわせて、特定のエリアで「Gガイド番組表」アプリからワンセグが起動できない場合がある不具合が解消される。
アップデートは、端末単体またはPCソフト「Samsung Kies」から行える。端末単体では2回の更新が必要となり、1回目はFOMA/Xiからでも更新可能だが、2回目はWi-Fiを利用する必要がある。操作は「設定」→「端末情報」→「ソフトウェア更新」から。自動更新には対応していないので、手動で更新する必要がある。バージョンアップ後のビルド番号は「IMM76D.OMLPL」。なお、Flash Playerの利用を続けるには、バージョンアップ前にGoogle Playから最新バージョンの「Flash Player」に更新する必要がある(更新せずにバージョンアップをすると、Flash Playerが削除される場合がある)。更新時間は端末単体からの場合が約35分、PC経由の場合が約50分。
関連記事
- F-08D/P-05D/SC-05Dは8月以降4.0に:ドコモ、F-12CとXperiaシリーズ4機種のAndroid 4.0バージョンアップを見送り
ドコモがF-08D、P-05D、SC-05Dを8月以降にAndroid 4.0へバージョンアップすることを案内した。一方、F-12CとXperiaシリーズ4機種はメモリ不足のため4.0へのバージョンアップは見送られた。 - 7月以降に順次提供:ドコモ、スマホとタブレット18機種をAndroid 4.0にアップデート
NTTドコモは、Androidスマートフォンとタブレット18機種をAndroid 4.0にアップデートすると発表した。7月以降に、順次バージョンアップを行う。またそのほかの7機種についても、アップデートを検討している。 - ドコモ、「GALAXY S II SC-02C」のAndroid 4.0バージョンアップを再開
7月4日から一時停止されていた「GALAXY S II SC-02C」のAndroid 4.0バージョンアップが再開された。あわせて、不具合も改善される。 - スマホでもタブレットでもない:ドコモ、5.3インチ有機ELのAndroid端末「GALAXY Note SC-05D」を発表
NTTドコモは、Samsung電子製のAndroid端末「GALAXY Note SC-05D」を発表した。ディスプレイは5.3インチで、スマホより大きくタブレットよりも小さいボディが特徴。手書き入力用のペンとアプリも備えている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.