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KDDI、下り最大150Mbpsの「キャリアアグリゲーション」を2014年夏に導入予定

KDDIがLTE-Advancedの技術の1つである「キャリアアグリゲーション」を今夏をめどに導入する。800MHz帯と2.1GHz帯の周波数を重ねることで、下り最大150Mbpsの通信が可能になる。

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 KDDIが4月21日、LTEの次世代高速通信規格である「LTE-Advanced」の技術として、「キャリアアグリゲーション(以下、CA)」を2014年夏をめどに導入することを発表した。CAの導入は日本では初となる。

 CAでは、複数の周波数帯を同時に利用することで、より高速に通信ができる。今回は800MHz帯の10MHz幅(下り最大75Mbps)と2.1GHz帯の10MHz幅(下り最大75Mbps)の帯域を重ねることで、auのスマートフォンで下り最大150Mbpsの通信が可能になる。

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 CAでは1つの周波数が混雑していても、もう一方の周波数でカバーできるので、安定して高速な通信ができる。CAを採用することで、最大で100MHz幅の周波数帯域を利用できる。

 下り最大150Mbpsの対応エリアは、CA導入時点では約2500地点で、2015年3月末で全国約2万地点まで拡大する予定だ。

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