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ドコモ、多言語対応の「エリアメール」アプリを提供開始 津波警報の音声ガイダンスも追加
ドコモのAndroid端末向け「エリアメール」アプリが5カ国語での警報表示に正式対応した。あわせて、津波警報時の音声ガイダンスも追加された。
NTTドコモは4月13日、緊急速報「エリアメール」のAndroid版アプリの最新版(バージョン05.20.00001)を公開した。3月10日に発表されたエリアメールの多言語対応を実用化したほか、津波警報における音声ガイダンス機能が追加される。Android 4.1以降の端末が対象で、「docomo Application Manager」からアップデートできる。
エリアメールの多言語対応は、3月10日に試作アプリの開発を発表していた。公開された最新版アプリでも試作アプリと同様、緊急地震速報と津波警報の受信メッセージと音声ガイダンスが英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語で表示・再生される。メッセージとガイダンスの対応言語は端末の表示可能言語に依存する。なお、端末が日本語と5カ国語以外の表示言語となっていた場合は英語のメッセージ・ガイダンスを利用する。
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