ニュース
auの「データお預かり」アプリがiOSに対応――Androidとのデータ移行も可能に
auユーザー向けの「データお預かり」アプリが6月10日に、iOSデバイスでも利用できるようになった。あわせて、機種変更時に便利なデータ移行機能も提供する。
KDDIは6月10日、auスマートフォンとタブレットのデータを保存できる「データお預かり」アプリを、iOSに対応させた。
iOS 6以上を搭載したauのiPhoneやiPadで利用でき、App Storeからアプリを入手できる。申し込みは不要。なお、回線情報をひもづけているため、他キャリアまたはSIMロックフリーのiPhone/iPadでは利用できない。
データお預かりアプリでは、iPhoneやiPadに保存された写真、動画、アドレス帳、カレンダーのデータを1Gバイトまで、さらにauスマートパスの会員は最大50Gバイトまで、auのサーバに無料で保存できる。50Gバイト以降は、10Gバイトごとに月額100円(税別)で容量を追加できる。
BluetoothとWi-Fiで接続し、データお預かりアプリ対応のau端末同士で上記データを移行できる機能も10日に提供する。AndroidからiOS、iOSからAndroidへのデータ移行も可能で、Android間ではブックマークの移行もできる。
Androidの対応機種は、4月23日以降に発売するAndroid 5.0以上を搭載したauスマートフォンとタブレットで、au Marketからアプリを入手できる。対応機種は今後拡大していく予定だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- KDDI、auスマートフォン/タブレット向け「データお預かりアプリ」を提供開始
KDDIは、auスマートフォン/タブレット向けに写真や動画、インストールアプリの一覧などを保存できる「データお預かりアプリ」を提供開始した。 - Apple、「iOS 9」にAndroidからの簡単移行ツール「Move to iOS」
Appleが、Androidユーザー向けに、Android端末とiOS端末にインストールすると無線でAndroidの連絡先や写真、音楽などをiOS端末に転送するアプリ「Move to iOS」を発表した。iOS 9の今秋のリリースに合わせて登場する見込みだ。 - 機種変更のデータ移行、5つのポイント
なにかと面倒な機種変更時のデータ移行作業。勝手がわからず失敗してしまった……なんてこともあり、何に気をつけるべきだろうか。スマホの販売・代理店業務を展開する「ティーガイア」に、機種変更時にやっておくべきことを、チェックリスト形式で教えてもらった。 - iOS 7ではアドレス帳の移行が簡単に
AndroidスマートフォンからiPhoneへアドレス帳データを移行させる場合、Googleアカウントで連絡先を管理していれば、簡単にデータを移行できる。移行先のiPhoneのOSバージョンによって方法が異なるので、iOS 5〜6/7それぞれのやり方を紹介しよう。 - 簡単・便利にAndroidスマホからiPhoneへアドレス帳を移行する方法
前回はフィーチャーフォンからiPhoneへ機種変更する際のアドレス帳データの移行方法を紹介したが、今回はAndroidスマートフォンからiPhoneへのデータ移行方法を紹介したい。移行方法はケータイからと基本は変わらない。