NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクが取り扱う「iPhone SE」は、3社が2015年5月以降に発売した携帯電話に適用しているルールにのっとり、SIMロックの解除が可能になる(3社に確認済み)。
ドコモは「端末購入日から6カ月以上経過していること」、auは「端末購入日から180日以上経過していること」、ソフトバンクは「端末購入日から181日以上経過していること」が解除の条件となる。iPhone SEは3月31日発売なので、早くとも2016年9月下旬からSIMロック解除が可能になる。
3社ともオンラインからの解除は無料で、電話(ドコモのみ)やショップでの解除には3000円(税別)の手数料がかかる。
解除の方法は、下記の記事を参照してほしい。
SIMロックを解除することで、他キャリアのSIMカードを挿して通信することが可能になる。日本で発売するiPhone SEは「モデルA1723」が採用されており、1台でドコモ、au、ソフトバンク(Y!mobile)の周波数帯をカバーする。例えば、auやソフトバンク版iPhone SEのSIMロックを解除して、ドコモのSIMや、ドコモ回線を使った(MVNOの)格安SIMを運用することができる。
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