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調査リポート

メインで使っている格安SIM、「楽天モバイル」「mineo」「UQ mobile」が上位に MMD調べ

MMD研究所は、9月18日に「2018年9月格安SIMサービスの利用動向調査」の結果を発表。メイン利用のMVNOシェアは11.3%、認知度は90.2%に。メインで利用している格安SIMサービス上位は「楽天モバイル」「mineo」に加え「UQ mobile」が初めて3位にランクインした。

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 MMD研究所は、9月18日に「2018年9月格安SIMサービスの利用動向調査」の結果を発表した。対象は15歳〜69歳の男女4万4323人で、調査期間は8月22日〜8月30日。

 メインで利用している携帯電話・スマートフォンの通信事業者は「NTTドコモ」が32.2%、「au」が27.0%、「ソフトバンク」が21.4%、「Y!mobile」が4.8%、「MVNO」が11.3%。大手3キャリアは80.6%と2017年9調査の84.4%から3.8ポイント減、2018年3月調査の82.6%から2ポイント減となった。キャリアサブブランドの「Y!mobile」と「MVNO」を合わせると16.1%で、2017年9月調査の12.4%から3.7ポイント増、2018年3月調査の13.9%から2.2ポイント増だった。

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 格安SIMの認知については「格安SIMという言葉は聞いたことがあるが、サービス名称・内容はよく知らない」が30.1%で最多。続いて「だいたいどんなものかわかるが、利用したことはない(利用を検討するまでに至っていない)」が23.5%、「現在も利用している」が16.2%。これを認知から現在利用までのファネルで表すと「認知」が90.2%、「サービス名認知」が60.1%、「内容理解」が49.0%、「現在利用」が16.2%となる。

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 格安SIM利用者を対象にメインで利用している格安SIMサービスを聞いたところ、利用率が最も高かったのは「楽天モバイル」で23.0%、次いで「mineo」が14.8%、「UQ mobile」が10.3%と初めて3位にランクインした。

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 メインで利用している格安SIMサービスの契約プランは、音声通話プランが69.3%、データ通信プランが30.7%。音声通話プランの利用は2017年9月調査が62.3%、2018年3月のが65.3%となり、徐々に増加傾向にある。

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 契約プラン別に利用している格安SIMサービスは、音声通話プラン契約者は「楽天モバイル」が最も高い27.0%、次いで「mineo」が16.6%、「UQ mobile」が12.3%。データ通信プラン契約者は「楽天モバイル」が13.9%、「OCN モバイル ONE」が12.9%、「mineo」が10.5%。

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 格安SIMを挿しているメインで利用しているデバイスは「スマートフォン(Android)」が54.8%で最も高く、次いで「スマートフォン(iPhone)」が34.3%、「モバイルルーター」が4.1%となり、iPhoneでの利用は2017年9月調査の29.7%から4.6ポイント増加、2018年3月調査の32.8%から1.5ポイント増加した。

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 格安SIMを挿しているデバイス別に利用している格安SIMサービスを見てみると、Android利用者は「楽天モバイル」「mineo」「OCNモバイルONE」、iPhone利用者は「mineo」「楽天モバイル」「UQ mobile」が多い。

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