大画面を映画観賞以外にも使い倒す~第1弾~
“自宅の壁を水族館化”計画(3/4 ページ)
勢い余って、世話をするほうの「AQUAZONE AX Special BOX」(AQUAZONE AX+AQUAZONE AXアロワナ。8000円前後)も購入してみたが、やはり、このシリーズは通常サイズの画面で楽しむべきもののようだ。まあ、もともと大画面を想定して制作しているはずはないので、しかたない気はする。うーん、ダメかあと、再度、インターネットを浮遊する。海外モノで何かいいのはないかなと……。
グラフィックがきわめてリアルなのは「Sim AQUARIUM 2」か。試用版がダウンロードできる。しかし、これも通常サイズの画面向きという印象。ほかにも、結構いろいろあるものだが、大画面向きとはいえるものはなかなか見当たらない。それもそのはずで、どれもこれも単なるスクリーンセーバーとしてつくられたソフトであり、こんな妙な視点で評されても困りものに違いない。
ワンパターンだが、サメの接近に息を呑む「Sharks, Terrors of the Deep」
それでも、探せば目的の品はあるものだ。まずは、「Sharks, Terrors of the Deep 2.0」というシェアウェアが大画面に映える。試用版で試してみたところ、かなり満足できたので(もちろん、1280×720解像度に設定可能)、19.95ドル払って制限を解除した。
この「Sharks, Terrors of the Deep」は水槽ではなく、実際の海底の雰囲気を再現している。登場するのは、Great Hammerhead Shark(ヒラシュモクザメ)、Great White Shark(ホオジロザメ)、Lemon Shark(レモンザメ)、Tiger Shark(イタチザメ)などなど、豊富なサメたちのほか、サメ科であるマンタや小さな熱帯魚らしきものも花を添える。
これらの魚たちは、画面に映っている一定範囲だけを回遊するのではなく、はるか遠くを泳いでいたり、あるいは、手前方向を含む画面外へ去って行きもする。そのため、画面に表示されている海底風景は、大げさにいえば、数十メートル先まで見通しているような、奥行きに富んだ感覚だ。
比較してみると、魚の動きは「水中庭園」がAIで、「Shark」は単なるパターン。しかし、AIだからといって、それだけで生きているように見えるわけではない。知能を感じさせるためには、単体の行動ではなく、魚どうし、あるいは水流や岩、海草などとのインタラクションのほうが重要かと思う。一方の「Shark」は、AIどころか、それぞれの魚ごとに泳ぎパターンが用意されているだけだが、出現する位置とタイミングはランダムなので、出現数を多くすれば、それなりにリアルに見えるものだ。
しかも、あらかじめ用意されたパターンなので、サメがこっちへ真っ直ぐ近づいてきて、大きな口を開け、鋭い歯を見せながら通り過ぎていくという演出もふんだん。ワンパターンといってしまえば、それまでだが。
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