クラシカルスタイルと明るいレンズの高級コンパクト 「PENTAX MX-1」(2/4 ページ)
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
大口径レンズで使い勝手のいいカメラ
電源ボタンを押すと、沈胴式のレンズがせり出して撮影可能になる。付属のレンズキャップはバネ式でしっかりと装着されるので、付けたまま起動すると、レンズが動かずに警告が表示される。
そのレンズは、35ミリ換算28~112ミリ相当の光学4倍ズームレンズ。非球面レンズ4枚を含む8群11枚構成。開放F値はF1.8~F2.5と明るく、ワイド端だけでなく、テレ端でもF2.5という大口径なレンズになっている。ズーム倍率としても使いやすく、テレ端での最短撮影距離は20センチなので、テレマクロを使ったボケを楽しむこともできる。
ボケはあまりキレイではないが、明るいレンズでシャッタースピードを稼いだ撮影も出来るため、使い勝手はいい。絞りは絞ってもF8までだが、NDフィルタを内蔵している。そのNDフィルタはオン、オフ、オートの3種類から選べ、オートの場合、露出オーバーの場合に自動的にNDフィルタが適用されるので、基本的にはオートで撮影するといいだろう。晴天で開放絞りでの撮影をしたい場合などで便利だ。
ただ、絞り開放ではややシャープさに欠け、1段絞ると画質は良くなる。F2.8あたりを基本にして撮影するとよさそうだ。手ブレ補正はセンサーシフト式で、電子手ブレも併用できる。撮影距離は標準ではレンズ前40センチ、マクロモードでワイド端が5~50センチ、テレ端が20~50センチ、1センチマクロ機能を使えばワイド端のみだが、1センチの距離まで近づける。
撮像素子は有効画素数1200万画素の1/1.7型裏面照射型CMOSセンサーを採用。1/1.7型センサーを搭載したハイエンドコンパクトといえば、もともとの会社が違うとは言え、GR DIGITALシリーズが思い浮かぶが、新しい「GR」ではAPS-Cサイズのセンサーを搭載しており、今回1/1.7型はMX-1が搭載している。
画素数も抑えられており、コンパクトデジカメ用センサーとしては比較的大型のため、画質に関しては有利だろう。最高ISO感度もISO12800まで対応しており、ISO1600ぐらいまでは使えそうな印象だ。
撮影機能としては、撮影設定をほぼ全てカメラに任せるグリーンモード、シーンを認識して最適な設定を行うオートピクチャーモード、シーンを自分で選択するシーンモードに加え、P/Av/Tv/Mのマニュアルモード、動画モード、HDRモード、USERモードがそれぞれ用意されている。
高級コンパクトに位置づけられるので、グリーンモードやオートピクチャーモードではなく、マニュアル撮影を積極的に利用したい。Pモードでは電子ダイヤルでプログラムシフト、AvやTvでは絞りやシャッタースピードがそれぞれ変更でき、素早い操作が可能。露出補正はダイヤルなので、さらに意図した設定で簡単に撮影できる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
AIに200万円渡してネットショップを1年運営させてみた──Alibabaの研究者らがシミュレーション 資産14倍の例も
-
2
PHP脆弱性“PoCフライング公開”の経緯、支援財団が公表 混乱広げた企業を名指しで批判
-
3
人に注射を打てる「サイボーグゴキブリ」の群れが、がれき下の被災者を救助? 実験成功率72%
-
4
PHP脆弱性でいち早くサービス停止したコドモン 背景に「被害が出てからでは取り消せない」
-
5
カプコン、1177万件漏えい 不正アクセスで
-
6
高市総理、サイバーセキュリティの本を出していた しかも“PHP”から
-
7
旅行ゲーム「ワールドクエスト」、PHP脆弱性で即日サービス終了 「古い仕組みのため対策とれず」
-
8
「お名前.com」 のFX自動売買VPS、不正アクセスで金銭被害か 「600万円の損失」「55万円なくなった」……報告相次ぐ
-
9
「GitLab」に深刻度“最大”の脆弱性 認証なしで任意のコード実行の恐れ、修正版適用を CVSS「10.0」
-
10
高市総理「大至急、PHPパッチ適用を」Xで異例の要請 エンジニアは評価「経営層に伝わる」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR