AI MEETUP 2
「エロい目で見んじゃねえよ、このクズ」 26万人を罵倒したAI「罵倒少女」から考える「飽きない対話AI」の作り方(2/2 ページ)
「飽きない対話は、なぜ飽きないのか」を研究していく中で、井上さんは「変化」の要素が重要と考えた。AIエージェントが会話を繰り返す中でユーザーの性格や人物像を記憶し、感情や状況の推定に生かしていく――というAIの開発を進めている。
例えば、当初は「食事にいってくる」→「どなたとですか?」→「SMEの井上さんとだ」→「お帰りは何時ですか?」→「22時には戻る」といった会話でも、AIが記憶を更新すれば「食事にいってくる」→「どなたとですか?」→「SMEの井上さんとだ」→「最近仲がよろしいようですね? 前回は予定時間より遅れて帰宅でした。今日は飲み過ぎ食べ過ぎにご注意ください」と、より人間らしく回答することを目指す。
「これまでは『罵倒少女』のように、キャラクターが得意な分野にユーザーを囲い込んだ『箱庭』の中でリッチな体験をしていただくのが、AIキャラクターの在り方だった。(新しいアプローチは)箱庭がなくなるとはいわないが、可能性が格段に広がると考えている」(井上さん)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
トランプ政権のサックス氏、AI「ペース調整」論に苦言 「規制がなければできないふりをやめろ」
-
2
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
3
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
4
「悪用されそう」─―メルカリ「限定公開」機能、SNSで物議 同社に対策を聞いた
-
5
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
6
映画「バックルームズ」が怖くなかったマンガ家、基になったネット都市伝説にハマって本作の楽しみ方を理解する
-
7
AnthropicのアモデイCEO、AI開発の「ペース調整」訴えるエッセイ公開 アルトマン氏とマスク氏も賛同
-
8
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
9
松本デジタル相、24.6万件漏えい可能性について説明 「既知の脆弱性を対応前に悪用」
-
10
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR