大人向け「スーパーカー自転車」は和テイストだった リトラクタブルライトにRFID認証など装備満載(2/2 ページ)
和テイストの大人な外観にびっくり
意外だったのは、大人向けスーパーカー自転車は、黒を基調として各所に金をあしらってシックな趣だったことです。これなら確かに大人が乗っても恥ずかしくありませんが、昭和のスーパーカー自転車のイメージとはだいぶ違います。
でも次の瞬間、印象は大きく変わりました。ハンドルの前にあるリトラクタブルヘッドライトが自動的に開いたのです。さらに後部フラッシャーも紫や赤に光り出し……と思えばアニメーションまで始めました。これは確かにスーパーカー自転車です。
EDO BIKEの担当者によると、デザインのテーマは“和”。「フレームはただの黒ではなく、南部鉄器風の重厚なテクスチャードブラックで『令和鉄肌(れいわてつはだ)』と名付けました。先程のオートリトラクタブルヘッドライトは『カラクリ眼』、後部フラッシャーは8つのLEDモジュールを使っていて『八連残光(はちれんざんこう)』と呼んでいます」。
他にも、12段のリモートギア「十二段変速」やワイヤレスシフトコントローラーの「秘伝レバー」、スマートフォンを使って所有者本人を判別するRFID認証システム「極印(ごくいん)」など、最新テクノロジーも満載です。
では、なぜ大人向けのスーパーカー自転車を作ろうと思ったのでしょうか。
「昨年のおもちゃショーでMIRIDE Sや再現した『昭和のスーパーカー自転車』を展示したところ、最も熱狂的に反応してくれたのが、かつてスーパーカー自転車に乗っていた50~60代の大人でした。『当時のワクワクをもう一度味わいたい』『大人版の発売はないのか?』という多くの熱い要望を受け、現代の技術と和のテイストを融合させて開発しました」。
実は製品化はすでに決定していて、発売は27年中を予定しているそう。価格などの詳細は未定。かつてスーパーカー自転車を乗り回していた大人たちが、再び街に繰り出す時がきたようです。
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