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STLCD、低温ポリTFT増産へ100億円投資

» 2004年04月21日 16時51分 公開
[ITmedia]

 ソニーと豊田自動織機の合弁液晶メーカー、エスティ・エルシーディ(STLCD)は4月21日、低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレイの生産体制を約100億円を投じて増強すると発表した。デジタルカメラやカメラ付き携帯電話向けに高精細品の需要が拡大しているのに対応する。

 現在の生産能力は月産3万2000枚(600×720ミリ基板換算)だが、これを2005年4月から同4万枚(同)に引き上げ、2インチパネル換算で同約900万枚に拡大する。

 同社は1997年に設立され、1999年4月に操業を開始した。2001年には約750億円の設備投資を行い、現在の生産体制を構築した。

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