IBM、低価格ストレージサーバ「DS300」発表

[ITmedia]

　米IBMは9月3日、「業界一の低価格」をうたったエントリーレベルのストレージサーバ新製品「TotalStorage DS300」を発表した。中堅企業がターゲットで、3000ドルを切る価格設定となっている。

　IBMによると、DS300では大手ベンダーとして初めて、iSCSIストレージプロトコルを基盤としたストレージシステムを投入。iSCSIの採用によって、既存のギガビットイーサネットネットワークを使ったSANの構築が可能になる。

　このほかUltra320 SCSIドライブ、バッテリーバックアップキャッシュ、ホットスワッパブルな補助電源などを装備、信頼性と性能強化を図っている。

　併せて2GバイトのFibre Channelストレージシステム「TotalStorage DS400」も発表された。両製品とも、管理ツールのServerRAIDで容易に管理できるとしている。

　DS300、DS400ともWindowsとLinuxに対応。シングルコントローラモデルは9月24日に出荷開始、デュアルコントローラモデルは12月17日に出荷開始の予定。