青色LEDの赤崎氏が文化功労者に

[ITmedia]

　政府は10月29日、文化功労者に半導体電子工学の赤崎勇氏を選んだ。赤崎氏は青色LED研究で知られる。

　赤崎氏は松下電器産業在籍時の1960年代から70年代にかけ、窒化ガリウム系半導体による青色発光素子の研究を開始。窒化ガリウムの高品質結晶育成技術を確立し、1989年、電子線照射法によるp型窒化ガリウムの結晶化に世界で初めて成功、世界初の青色LEDを実現した。1981年に名古屋大教授、1992年に名城大教授、名古屋大名誉教授。75歳。