Debian 3.1がほぼ3年を経てついに登場したが、その数時間後、セキュリティ設定問題を修正するアップデートがリリースされた。
3.1の正式リリース発表の直後、設定問題が原因で一部のアップグレードで自動セキュリティ更新が受けられないと、上級開発者が報告した。
CDまたはDVDからインストールされたバージョンのDebian 3.1には、セキュリティアップデートのソースリストに正しいURLが含まれていないと、コリン・ワトソン氏はDebianメーリングリストへの投稿で指摘。同氏によれば、この問題はCD/DVDイメージバージョン3.1r0に影響し、/etc/apt/sources.listファイルを編集すれば修正できる。
例えばネットワークやフロッピーディスクのインストールなど、CDまたはDVDイメージ以外のソースから入手したアップグレードは影響を受けないという。
Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR