「ホークスICチケット」(9月6日の記事参照)ともう1つ、ソフトバンクホークスが福岡のヤフードームで開催する試合でのみ提供している、携帯を使ったサービスがある。
「ケーチャン!ホークス」は、8月1日から開始したサービスで、試合中継映像をFOMA端末へ画像配信するものだ(7月29日の記事参照)。
携帯電話向けの動画配信方法としては、ドワンゴが提供する「パケラジ」や、FOMA端末のテレビ電話機能を利用した「Vライブ」などがある。Vライブでの試合中継は千葉ロッテマリーンズが行っているが(8月23日の記事参照)、ケーチャン!ホークスは専用iアプリをダウンロードして利用する。
ケーチャン!ホークスへのアクセスは、「メニューリスト」―「スポーツ」―「野球」―「ソフトバンクホークス」。対応機種は、FOMA 700i/900i/901i/901iSシリーズで、月額利用料は525円(初月無料)となる。
今回はヤフードーム3塁側で観戦していた。見回すと、座席の手すり部分に、ヤフーモバイルのURLとQRコードが印刷されたステッカーが貼ってある。ソフトバンクホークスの公式サイトのほか、ヤフーモバイルからも「ケーチャン!ホークス」へアクセスできる。
ケーチャン!ホークスを見て最も印象的だったのは、画面の解像度の高さだ。その代わりフレームレートは低く、電波の状況が最も良い状態で、最大6コマ/秒となっている。
CS放送で流れているのと同じ音声が付いており、臨場感はなかなか(といってもこちらは生で試合を観ているわけだが)。フレームレートが低いため、画面はパラパラマンガのような感じだが、音声が付いているので意外に気にならない。
なお、パケット通信料が膨大になることから、視聴には「パケ・ホーダイ」加入が必須だ。起動時にパケ・ホーダイに加入しているかどうかを聞かれ、「はい」と答えないと進めないようになっている。
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