「楽天市場」の店舗から利用者の個人情報が流出した問題で、警視庁は10月27日、情報が流出した店舗を運営する輸入雑貨販売会社・センターロードの元社員の男(33)を不正アクセス禁止法違反の疑いで逮捕した。
調べでは、元社員は5月中旬、楽天がセンターロードに割り当てたIDとパスワードを使い、楽天のサーバに不正にアクセスした疑い。報道によると元社員は大筋で容疑を認めており、数万件の顧客情報を入手し、名簿業者に転売したと供述しているという。
IDとパスワードはセンターロードの役員数人が管理していたが、システム障害の普及作業時に元社員のPCを使ったため、元社員がIDとパスワードを入手したという。
同問題で流出した個人情報は、楽天市場分が約3万6239件、ディー・エヌ・エーの「ビッダーズ」分が8456件。
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