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» 2005年12月02日 08時40分 UPDATE

Microsoft、メールの重要度を判別するツール公開

Microsoft研究部門が開発したツール「SNARF」は、相手とどの程度の頻度でメールをやりとりしているかに基づいて、受信箱の中のメールに優先順位を付ける。(IDG)

[IDG Japan]
IDG

 米Microsoftの研究部門は12月1日、受信箱の中の電子メールを重要な順に整理する一助となるフリーツールを公開した。

 このツール「Social Relationship and Network Finder」(SNARF)はMicrosoft Researchで開発された。コミュニティー技術事業部の研究者、A・J・ブラッシュ氏によれば、このアプリケーションはユーザーの電子メールクライアントと同じデータベースを使い、ユーザーが相手からメールを送受信した数をカウントする。

 研究者らはこのように電子メールに優先順位を付けるプロセスを「ソーシャルソーティング」と呼び、大学院生(うち少なくとも1人は社会学を専攻)と共同でこのツールを開発。相手からどのくらいの頻度でメールを送受信しているかに基づき、ユーザーが受信箱の中の電子メールに優先順位を付けられるようにした。

 「SNARFの基本的な特徴は、人間に着目していることだ。1通1通のメッセージではなく、自分の電子メールの中で人物についての情報を記憶することに努めた。SNARFでは、そのメッセージが、(例えば)自分がいつもやり取りしているジュリーからのものだと識別し、高い重要度を付ける」(ブラッシュ氏)

 SNARFはMicrosoftのサイトから無料でダウンロードできる。MAPI(Messaging Application Programming Interface)ソースとしてMicrosoft Outlook 2002か2003が必要だが、ExchangeとMAPIサーバ、Hotmail、およびPOP、IMAP、OL Connector(Lotus Notes用)を使った電子メールクライアントでもテストされている。

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