複数の報道によると、米Time Warnerは、かつて隆盛を極めたNetscape部門をソーシャルネットワーキングの中心に変えることで、その復活を図ろうとしている。
ニュースサイトPaid Content.orgは、Netscapeの名前が間もなく、ニュース記事などを自由に交換できるソーシャルネットワーキングサイトに付けられると伝えている。
このために、NetscapeのオーナーであるTime Warnerはここ数週間でNetscapeにフォーカスしている複数の社員を解雇しており、また新しいディレクターとしてジェイソン・カラカニス氏を送り込む計画だとValleyWagは報じている。Time Warnerは独自のブログを有しており、カラカニス氏がこれを運営している。
いずれの報道も、これらの動きはかつて強力だったNetscapeのブランド名をよみがえらせるための新たな取り組みだとしている。
Time Warnerの担当者にコメントを求めたが、回答は得られなかった。
Netscapeは今は、インターネット世界ではレーダー上の1つの点でしかない。だが、1990年代半ばから後半には、同社のWebブラウザとインターネットポータルは支配的な立場にあった。
Netscapeの転落の原因は、インターネットブラウザをめぐるMicrosoftとの悪名高く激しい戦いだったといえるだろう。
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