楽天は3月31日、大井競馬場など南関東の4競馬場と提携し、勝馬投票券(馬券)のネット販売の業務委託を受けると発表した。事業の多角化の一環で、年内をめどにサービスを始める。
大井競馬場と川崎競馬場、船橋競馬場、浦和競馬場の馬券をネット販売する。4競馬場はネット販売が順調に伸びており、地方競馬のネット販売収入全体の半分以上を占めているという。楽天との提携で、収入をさらに伸ばす狙いだ。
楽天は今後、地方競馬全場の馬券を購入できるサービス構築を目指し、ホッカイドウ競馬など全国の地方競馬とも馬券販売業務委託の締結を検討する。競馬ファン層拡大に向け、ECやネットマーケティングのノウハウも生かしていく。
馬券のネット販売に関しては、ソフトバンクが昨年、岩手競馬と提携。地方競馬の在宅投票システムを運用する新会社も設立している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR