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ソニー、1080pに変換する高画質化技術「DRC-MF v2.5」

» 2006年05月31日 17時34分 公開
[ITmedia]

 ソニーは5月31日、独自の映像信号処理技術「DRC」の最新版として、様々な映像ソースを1080p信号へ変換する「DRC-MF v2.5」を開発したと発表した。今後発売する「BRAVIA」シリーズに順次搭載する。

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 DRC(Digital Reality Creation)は、標準テレビ(SD)信号をハイビジョン(HD)信号のフォーマットに変換する技術。単純な画素補間と異なり、SDとHDの両信号の相関特性を利用して質感や解像感が高いのが特徴としている。

 新開発のDRC-MF v2.5ではデジタルマッピング処理を向上させた。従来より解像感などが向上するほか、HD信号から1080p信号の生成により垂直解像感が大幅に向上。SD信号からフォーマット化された1080iの放送も高画質化し、フルHDパネルの表現能力を発揮できるという。

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