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世界最高密度・2.5インチ200GバイトHDDを東芝が開発

» 2006年06月05日 19時02分 公開
[ITmedia]

 東芝は6月5日、2.5インチで200GバイトのHDD「MK2035GSS」を商品化し、8月から量産を始めると発表した。垂直磁気記録(PMR)方式を導入し、世界最高の面記録密度を達成した。

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 面記録密度は平方インチ当たり178.8Gビット(277.1Mビット/平方ミリ)。2.5インチで200Gバイトの容量も業界最大。ディスク枚数は2枚で、厚さは9.5ミリに抑えられている。毎分4200回転、平均シーク時間は12ミリ秒。インタフェースはSerial ATA II(毎秒150Mバイト)。

 東芝は昨年5月、世界で初めてPMR方式を導入した1.8インチHDDを商品化した。今後、0.85インチにも採用し、大容量化で差別化を進める。

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