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エプソン互換の大容量インクシステム、台湾で販売差し止め

» 2006年06月28日 17時09分 公開
[ITmedia]

 セイコーエプソンは6月28日、台湾でエプソン製プリンタ向け大容量インク供給システムを販売していた互換カートリッジ業者に対し、現地の裁判所が販売を差し止める仮処分の強制執行を命じたと発表した。

 エプソンは今年4月中旬、互換カートリッジ販売業者のU-Bar Internationalが販売する大容量インク供給システムが、エプソンの台湾での実用新案権を侵害しているとして、販売の差し止めを求める仮処分を申し立てていた。

 強制執行により、U-Barはエプソン製プリンタ用大容量インク供給システムや、同システムを搭載したエプソン製プリンタの製造販売などができなくなる。エプソンはこれまで、インクカートリッジの知的財産権に絡んで中国や英国などで法的措置をとっており、今後も「特許権や商標権などの無断使用には法律に基づき対応していく」としている。

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