シャープが7月25日発表した2006年4〜6月期(第1四半期)連結決算は、経常利益が前年同期比26.0%増の405億円になった。液晶テレビ、携帯電話が好調だった。
売上高は6937億円(同12.6%増)、営業利益は404億円(同13.7%増)、純利益は238億円(同23.1%増)。
AV・通信機器部門の売上高は前年同期比24.1%増の2965億円に。液晶テレビが大型モデルを中心に好調に推移し、携帯電話も伸びた。電化機器部門は天候の影響からエアコンが低調だったが、過熱水蒸気オーブン「ヘルシオ」などが堅調で売上高は横ばい。情報機器部門は、PC販売の減少で減収。LSI部門はCCD・CMOSなどが伸びて売上高は同15.1%増の331億円になった。
通期の連結業績予想は変更せず、売上高は3兆円、営業利益は1800億円、経常利益は1700億円、純利益は1000億円。
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