米Cisco Systemsと米Microsoftは、Ciscoの自己防衛型ネットワーク構想に基づくセキュリティ技術Network Admission Control(NAC)と、Microsoftのネットワークセキュリティ強化技術Network Access Protection(NAP)に互換性を持たせる共同開発アーキテクチャを公開した。両社は新アーキテクチャを9月6日、米マサチューセッツ州ボストンで開催の「The Security Standard conference」でデモする。
両社が発行したホワイトペーパーには、Ciscoのネットワークインフラを、Microsoft Windows VistaとWindows Serverの次世代版(コードネーム「Longhorn」)のインフラと統合する方法も説明されている。ホワイトペーパー(PDF)はCiscoとMicrosoftのサイトでダウンロード可能だ。
NACとNAPの互換性を実現した具体的なソリューションの提供については、まず限定的なβプログラムを年内にスタートする。顧客企業が実際に同ソリューションの導入を始められるのは、Longhornが登場する2007年後半からになる予定。
両社は今後も個々にNACとNAPを提供していくが、ユーザーはNAC、NAP、互換ソリューションからの選択が可能になる。
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