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IBM、リアルタイムの意思決定が可能なビデオ監視サービスを発表

» 2006年11月08日 06時40分 公開
[ITmedia]

 米IBMは11月7日、ビデオ監視ソリューション「IBM Digital Video Surveillance」(DVS)を発表した。DVSにはIBMが開発したデジタル監視技術「Smart Surveillance System」(S3)を採用、ビデオに記録されたデータを分析し、異常があればリアルタイムで警告を発するという。

 S3技術は、オープンスタンダードのミドルウェアをベースにしており、ほかのベンダーの製品や技術を含め、ビデオカメラやレーダー、音声入力など、様々な入力デバイスを通じた情報収集が可能。記録された情報から、顔や車のナンバープレートを認識するなど、場所や対象、動きなどに応じた分析を行う。また、監視される人々のプライバシーを守る機能も備えているという。

 IBMでは、DVSソリューションの提供を開始したが、S3に基づいた分析技術の提供開始は、2007年第1四半期中を予定している。

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