米Microsoftは11月7日、同社のCRMアプリケーション「Microsoft Dynamics CRM」の、次世代OSのWindows VistaやOffice 2007対応の新バージョンを発表した。また、新しい購入オプションも併せて発表。標準的なボリュームライセンスに加え、モジュラーベースでのライセンスも可能になった。
Microsoft Dynamics CRMは、MicrosoftのERPブランド「Microsoft Dynamics」の第1弾となるCRM製品で、Microsoft Exchangeのほか、Office製品との親和性が高いことが特徴。今回発表された新バージョンでは、リボン機能、数値をグラフィカルに表示するExcelの新機能、強化したセキュリティなど、VistaやOffice 2007の新機能が利用可能となった。Exchange Server 2007と組み合わせることで、Outlookに記録されたボイスメッセージを、Microsoft Dynamics CRMで自動的にフォローすることもできる。
Microsoft Dynamics CRMは、ボリュームライセンスだけでなく、Microsoft DynamicsのERP製品に適用されているBusiness Ready LicensingやModular Based Licensingによる購入も可能となった。
新バージョンのMicrosoft Dynamics CRMは、Office 2007のリリースと同時に提供を開始する予定。将来的には、18言語をサポートする見通しだという。サポート契約があれば、旧バージョンからのアップデートは無料となっている。
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