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2005年の年末商戦、小売りサイトの売上高ピークは12月12日

» 2006年11月29日 07時45分 公開
[ITmedia]

 2005年の年末商戦で、ネット小売りサイトの売上高が最も高かったのは12月12日で、サイバーマンデー(昨年は11月28日)は2位だった。ショッピング検索サイトの米Shopzillaが11月27日に報告した。

 米comScoreの調査でも、12月12日、13日はオンライン取引が多い日であり、昨年12月12日のオンライン小売りの売上高は5億5600万ドル、サイバーマンデーは4億8500万ドルだった。Shop.orgは昨年12月12日の売上高が多かった理由について、多くのオンライン小売店の無料郵送サービス期間の最後の数日間に相当していたためと分析している。

 また米Coremetricsによると、今年、オンライン小売り売り上げが最も高くなると予測されるのは12月4日で、サイバーマンデーよりも売り上げが19%多くなる見通しだという。

 サイバーマンデーの売り上げは年間トップではないが、Webサイト訪問者数は多い。昨年は60%以上のオンライン小売店で、同日の訪問者数が大幅に増えた。その理由は、サイバーマンデーにプロモーションを開始するサイトが多いためと見られる。昨年は、同日に特別セール開始を予定していた小売店が43%あった。今年新設されたCyberMonday.comでは、400近いオンライン小売店の特別セールを紹介している。

 サイバーマンデーは平日であるため、職場でネット購入する人も多い。調査によると、6100万人が今年職場での購入を予定しており、昨年の5170万人を上回っている。時間帯では、昼食時が11%、午後が20%、早朝が21%、午前中が22%だった。

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