米Hitachi Global Storage Technologies(HGST)は1月4日、業界初の1テラバイトHDDを発表した。
この「Deskstar 7K1000」は垂直磁気記録方式を採用、サイズはデスクトップPCや外付けストレージ向けの3.5インチ。平均シークタイムは8.7ミリ秒、回転数は7200RPMで、Parallel、Serialの両ATAインタフェースに対応できる。
同製品は750Gバイト版と1T(テラ)バイト版が提供される。2007年第1四半期にSerial ATA(SATA)バージョンが出荷開始され、SATA 1Tバイト版の推奨小売価格は399ドル。1Gバイト当たり40セントの計算になる。
またDeskstarに加え、HGSTはデジタルビデオレコーダー(DVR)向けの機能を備えたバージョン「CinemaStar」も発表した。1Tバイトで高精細(HD)映像を約250時間分格納でき、ベッドルームに置けるほど静かだという。
さらにHGSTは、デューティサイクルが低めで大容量の企業環境に向けた1TバイトHDDが大手OEM顧客により評価中であり、第2四半期に出荷開始される見込みだとしている。
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