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IBM、「企業向けSNS」ソフトウェアを発表

» 2007年01月23日 08時03分 公開
[ITmedia]

 米IBMは1月22日、オーランドで開催のLotusphere 2007で、企業向けのソーシャルネットワーキングソフトウェア「Lotus Connections」を発表した。アクティビティ管理、コミュニティー、ブックマーク、プロフィール、ブログなどの機能を備えており、ユーザーは必要な情報を持つ社員をキーワードで検索したり、プロジェクトや部署に応じてコミュニティーを形成し、その中で情報の収集や共有、共同作業などを行うことが可能になる。

 また、IBMの企業向けインスタントメッセージング(IM)ソフト「Lotus Sametime」と組み合わせることにより、Lotus Connections内の「アクティビティ」機能から直接IMを開始し、リアルタイムで共同作業を行うことも可能。IBMが併せて発表したLotus Sametime 7.5.1では、リアルタイムのビデオ配信が可能となっている。

 IBMはさらに、コラボレーションソフト「Lotus Quickr」も発表した。文書やファイルの共有に役立つソフトウェアで、たとえばLotus Notesと組み合わせれば、電子メールにファイルを添付する代わりに、ファイルをLotus Quickrのライブラリに保管し、保管場所へのリンクを添付することが可能。Lotus SametimeやMicrosoft Windows Explorer、Microsoft Officeと組み合わせることも可能で、電子メールの受信ボックスの容量が削減できるほか、共有情報を常に最新版に保つことができるという。

 Lotus ConnectionsおよびLotus Quickrは、2007年上半期中の提供開始を予定しており、価格は追って発表される。

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