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» 2007年02月08日 07時53分 公開

Nortel、2900職の削減計画を発表

カナダNortelが、2006年から進めている事業変革プランの次のステップとして、大幅な人員削減計画を発表した。一般管理費を削減し、研究開発や成長分野に資源を集中させる狙い。

[ITmedia]

 2年間で2900職を削減――カナダNortelは2月7日、大幅な人員削減計画を発表した。Nortelでは、国際競争力の強化と粗利2けた台達成を目的とした「事業変革プラン」を2006年初めに策定したが、今回発表された計画は、同プランの次のステップに当たる。

 Nortelでは、2007年および2008年に、全世界で約2900人分の職を削減し、さらに1000人分の職を、よりコストの低い地域に移管する。人員削減のうち70%、業務移管のうち40%を2007年中に実施する予定。また、事業所の統合などを行い、同社が所有する不動産を2007年中に50万平方フィート以上削減する予定だという。社長兼CEOのマイク・ザフィロフスキ氏は、こうした削減計画を「困難だが、必要な措置」と説明している。

 人員削減計画は、研究開発分野や、顧客との接点となる営業職などは対象外。一般管理費の削減を行う一方、資金を成長分野へ大幅にシフトさせ、研究開発費も売上高の15%を維持する計画だという。

 Nortelでは、人員削減および不動産削減の効果を、年間約4億ドルと推定、うち半分は2007年中に実現すると見ている。計画実行には、人員削減関連で3億ドル、不動産関連で9000万ドルの合計3億9000万ドルのコストが発生し、うち75%が2007年に計上される見通しだが、社内での人員再配置を行うことで、コストが軽減される可能性もあるという。

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