タッチフィードバック技術を手掛ける米Immersionとソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は3月1日、プレイステーションで採用されている技術をめぐる特許訴訟で和解したと発表した。
この訴訟はImmersionが2002年に、SCE、SCEアメリカ、およびMicrosoftの振動コントローラにタッチ式フィードバック関連特許を侵害されたとして起こしたもの。Microsoftは後にImmersionと和解したが、SCEは訴訟を続け、一審で敗訴した。SCEはこれを不服として控訴し、米連邦控訴裁で争っていた。
Immersionは連邦地裁の命令により既に支払われたライセンス料に加え、損害賠償、遅延利息、費用、利息など地裁の定めた金額を受け取る。SCEはImmersionとの合意により、Immersionの特許ポートフォリオに関して新たな権利を与えられる。この和解は1月30日に発表されたソニーの業績見通しに大きな影響を与えないという。
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