米Palmは5月9日、新しいスマートフォン「Treo 755p」を発表した。EVDO対応の「Treo 700p」の後継となる機種で、Palm OS搭載スマートフォンとしては初めて、MicrosoftのDirect Push技術をビルトイン。リベート適用後の価格は279.99ドルで、5月半ばにSprintから発売される予定。
Treo 755pは、「midnight blue」(青)と「burgundy」(ワイン色)の2色。アンテナ内蔵型で、容量は128Mバイトだが、最大4GバイトのminiSDカードを追加可能。Treo 700p同様、USBまたはBluetooth経由でのダイヤルアップネットワーク機能を備え、ノートPCのモデムとして利用できる。内蔵カメラは130万画素。QWERTYキーボードでの入力のほか、オプションでタッチスクリーンのダイヤルパッドの利用も可能。
Direct Push技術対応のMicrosoft ActiveSyncを搭載しており、Microsoft Outlookの自動メール更新や、Microsoft Exchange Serverへのアクセスが可能。また、Googleのモバイル向けGoogle Mapsサービスも組み込んでおり、ユーザーはTreo 755pを購入後すぐに、地域情報検索や道順案内、渋滞情報などを入手できる。
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