韓国Samsung Electronicsは6月25日、64Gバイトの1.8インチSSD(Solid State Drive)の量産開始を発表した。8GビットのSLC NAND型フラッシュメモリ64個で構成され、51ナノメートル技術の採用により、小型化を実現した。
SSDはHDDに比べて立ち上げ時間が短く、ノートPCのバッテリー持続時間を最大20%改善するという。Samsungでは、SSDの市場開拓も積極的に進めており、HDDの代わりに32GバイトのSSDを搭載したUMPCを提供している。広告や検索エンジンなど、サーバアプリケーション分野での採用も検討されているという。
同社では、業界全体のSSD販売台数は、今後3年間で270%拡大すると予測。NANDフラッシュメモリ業界で最も急成長を遂げる分野になるとみている。
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