米航空宇宙局(NASA)は7月3日、ロシア企業S. P. Korolev Rocket and Space Public(RSC Energia)と、国際宇宙ステーション用のハードウェア購買契約を締結したと発表した。契約は総額4600万ドルで、うち1900万ドルは、「ロシア設計のトイレシステム」の購買に充てられるという。
このトイレは「個室」式。尿は自動的に別の装置に送られ、そこで飲用水に再生されるという。ステーション内の居住モジュール「Zvezda」では、既に同様のシステムが使用されている。
NASAでは、ステーションのクルーの人数を、現在の3人から、2009年には6人に増やす計画。新しいトイレは、この増員に対処するためのものだという。
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