ゴルフ用品メーカーのキャスコは、新ブランドのイメージキャラクターに、ソニー前最高顧問の出井伸之氏を起用する。「常に新しいことを進めている姿勢」がブランドコンセプトに合致するという。
新ブランド「LEIOS」(レイオス)は「完璧と成熟」がうたい文句。商品デザインは、エレクトロニクス製品などのデザインを手掛けるソニークリエイティブワークスが担当し、ゴルフ用品に新しいスタイルを取り込むという。
キャスコは出井氏を起用する理由について、「1人のエネルギー溢れるビジネスマンリーダーとして、『完璧と成熟』を体現している」と説明している。
出井氏は1995年にソニー社長に就任し、2000年から会長兼最高経営責任者(CEO)を務めたが、業績不振の責任を取る形で05年に退任。今年6月には最高顧問も退き、ソニーから離れた。
現在はコンサルティング会社「クオンタムリープ」を立ち上げてベンチャー支援に乗り出したほか、ISP向けインフラ事業者・フリービットの社外取締役に就任した。
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