米MicrosoftとLinuxディストリビューターの米Xandrosは8月15日、両社の提携関係を拡大することを明らかにした。
今回の提携は、グループウェア「Scalix」のメールサーバとMicrosoftプロトコルを使用するメールクライアントとの相互運用性向上を目的としており、XandrosはMicrosoftから2種類のプロトコルのライセンスを受ける。
1つはExchange ActiveSync Protocol。Xandrosは同プロトコルをサーバ側で実装する。これによりMicrosoft Exchangeのユーザーは、Scalixのメール、予定表、アドレス帳、タスクリスト、そのほかのデータにワイヤレスでアクセス可能となる。
もう1つはOutlook-Exchange Transport Protocol。Xandrosが同プロトコルを実装することで、ScalixのメールサーバとMicrosoftプロトコルを使用するさまざまなメールクライアントとの間でデータの同期ができるようになる。
Xandrosは7月にScalixを買収。Scalixは日本でも2007年3月に日本語版が提供されている。
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