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7月の米Webサイトビジター分析、「夏の映画シーズン」が影響

» 2007年08月21日 07時27分 公開
[ITmedia]

 調査会社の米comScoreは8月17日、7月の米Webサイト利用動向を発表した。夏休みの影響で、映画や旅行関連のサイトへのビジター数が増えている。

 ユニークビジター数伸び率ランキング(前月対比)では、夏の映画シーズンの影響が表れた。首位はファーストフードの米Burger Kingサイトで、前月を774%上回るユニークビジター数を獲得。comScoreでは、映画「ザ・シンプソンズ・ムービー」とのタイアップの影響だとみている。2位には、チケット販売のFANDANGO.COMがランクインした。

 カテゴリー別にみると、6月に比べてユニークビジター数の伸びが最も大きいのはレンタカーで15%増。以下、「旅行関連」(13%増)、「エンターテインメント・ニュース」(13%)、「チケット関連」(12%)と続く。また、新学期を前に、求人関連サイトへのビジター数も増加している(11%増)。

 ユニークビジター数のサイト別ランキングでは、首位はYahoo!で1億3300万人のビジターを獲得。以下、Google、Time Warner Network、Microsoft、Fox Interactive Mediaと続き、前月から順位に変動はなかった。

米Webサイト訪問者数ランキング(2007年7月)
順位 サイト(運営主体) ユニークビジター数(単位:千人)
- 米インターネットユーザー合計 180,078
1 Yahoo! 133,428
2 Google 123,892
3 Time Warner Network 123,702
4 Microsoft 118,154
5 Fox Interactive Media 81,233
6 eBay 79,787
7 Amazon 52,702
8 Ask Network 51,885
9 Wikipedia 46,372
10 Viacom Digital 43,056
自宅、オフィス、大学での使用(資料:comScore Media Metrix)

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