米Yahoo!は8月21日、同社がサイト運営者向けに提供しているSEO(検索エンジン最適化)ツールのSite Explorerに、新機能「Dynamic URL Rewriting」のβ版を追加したことを明らかにした。サイト運営者はこの機能を使うことで、Yahoo!検索エンジンのクローラーに無視させたい動的なURLパラメーターを指定することができる。
この機能によって、Yahoo!のクローラーが内容的に重複したURLを巡回する必要性が減り、クローラーの巡回効率が上がる。また、巡回対象サイト内の新コンテンツを見つけやすく、検索対象への登録がしやすくなる。Yahoo!の検索結果に、分かりやすいURLが表示されるようになるという利点もある。
動的パラメータは、ユーザーセッションを追跡するためのセッションID(sid)、ユーザーがどこからそのページに飛んできたかを追跡するソーストラッカー(src)などとして使用されるが、クローラーは動的パラメータが追加されているページを異なるドキュメントとして識別してしまうため、巡回回数が増えてしまう。Dynamic URL Rewritingを使えば、これらパラメータをURLから削除してリライトするよう指定することができる。
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