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Second Life認知は6割も「利用経験あり」は1.7%

» 2007年08月28日 20時31分 公開
[ITmedia]

 マイボイスコムが8月1日から8月5日に行った、3D仮想空間「Second Life」の利用状況に関する調査によると、Second Lifeを知っている人は58.7%いた一方で、実際に利用したことがある人は1.7%だった。また全体の37.6%が「分かりにくそう」というイメージを持っていた。

 調査は1万2386人(男性5698人、女性6688人)に対しネットで行った。10代は2%、20代は18%、30代は38%、40代は38%、50代以上は14%。

 Second Lifeの利用経験については、「頻繁に利用している」が0.4%、「利用したことがある」が1.3%、「利用したことがないが内容は知っている」が31.6%、「名前を聞いたことがあるが内容を知らない」が25.4%、「名前を聞いたこともなく、知らない」が41.2%だった。


画像 Second Lifeの認知
画像 Second Lifeの今後の利用について

 頻繁に利用すると答えた人以外に、今後の利用意向を聞いたところ「すぐにでも利用したい」は1.4%、「機会があったら利用したい」は19.8%、「条件が変わったら利用したい」は14.6%で、今後利用したいと考えている人の合計は35.8%。「今後もあまり利用したくない」は51.1%、「絶対に利用しない」が13.1%だった。

 利用したい人に理由を聞くと「今までにないとてもユニークな発想だと思う。面白そう」「気軽にセカンドビジネスが行えそう」という意見のほか「すぐにでもやってみたいが、セキュリティ面が心配」といった慎重な意見もあった。

 Second Lifeでやってみたいことは「アバターを作りたい」(29.4%)、「自分の土地を購入したい」(28.5%)「自分の街を作りたい」(27.7%)などの意見が多かった。

 利用したくないと答えた人の意見としては「時間がかかる」「難しそう」「ブームと言われているが面白さが伝わらない」などがあった。

画像 Second Lifeのイメージ

 Second Lifeへのイメージを全員に聞いたところ、多い順に「分かりにくそう」(37.6%)、「登録の手続きが分かりにくい」(22.0%)、「運営会社の情報がよく見えず不安」(21.7%)と否定的な意見が目立った。

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