米Appleは、iTunes Storeでリンゴ・スターの初期のアルバム4枚を販売開始した。
リンゴ・スターはビートルズのドラマーで、iTunes StoreではAppleレーベルに所属していた初期作品は提供されていなかった。こうした初期作品にはジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスンが楽曲提供、ゲスト参加している作品も多く、デジタル販売が待ち望まれていた。
Appleレーベル時代の旧作では、「センチメンタル・ジャーニー」「カントリー・アルバム」「リンゴ」「グッドナイト・ウイーン」が今回初めてデジタルリリースされた。それぞれ9.99ドル(日本では1500円)。
デジタル版のみのベストアルバム「Photograph: The Digital Greatest Hits」も登場。9.99ドルで20曲入り。デジタルブックレットも付属する。ただし、日本のiTunes Storeでは楽曲1曲ずつ販売のパーシャルアルバムとなっており、17曲入り。デジタルブックレットも付属しない。
ビデオは、「センチメンタル・ジャーニー」「バック・オフ・ブーガルー」「明日への願い」「オンリー・ユー」「ユーアー・シックスティーン」がそれぞれ1.99ドル(300円)で販売されている。
いずれもDRMフリーのiTunes Plusフォーマット。
デジタルリリースがされていない唯一のビートルズメンバー、ジョージ・ハリスンの作品は、ボブ・ディランなどと組んだ覆面バンド、トラベリング・ウィルベリーズの楽曲のみがiTunes Storeでリリースされている。
なお、ポール・マッカートニーは新曲の「Nod Your Head」の楽曲とビデオを現在、無料で提供中(米国iTunes Storeのみ)。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR